■代表プロフィール
高橋正行
神奈川県出身。起業したいわき市は、林業に携わった祖父が暮らしたことのあるゆかりの地。
杉間伐材の原木から高級割り箸を一貫製造・販売していて、現在は杉枕、おがぬいぐるみ、ヒノキ鉛筆の販売も行っており、「山あいに生産拠点を置き、多くの人に丁寧なものづくりを見てもらうことで、国産材の活用と持続可能な森づくりへの関心を高めたい」と話す高橋社長。
グッドデザイン賞、復興庁ビジネスコンテスト大賞、ふくしま産業賞福島民報社奨励賞ほか、受賞多数。
割り箸、鉛筆製造における品質向上・プロセス改善プロジェクト
福島県いわき市産の杉の間伐材などで高級割り箸や鉛筆を生産する磐城高箸。山間部の歴史ある建物を生かして間伐材の活用と林業再生を目指し、地域の交流人口拡大にも一役買う同社の工場は、同市の旧田人二小南大平分校の校舎。分校は児童減少などで2010年度で休校、13年度で廃校となりました。古い部分は1927年建築の木造平屋で、全体の面積は約597平方メートル。廃校を再生、活用する市の公募に応じた同社が2018年に取得し、耐震改修などを進めて現在に至ります。
同社の代表的な商品である「希望のかけ箸」は、東日本大震災で被害の大きかった岩手県・宮城県・福島県の杉間伐材を使用した割り箸です。復興の架け橋となり、自然豊かな東北の地が、再び人々の希望を実らせる場所となりますよう、願いを込めた商品です。
また、次に述べるように、今年度新たに「旧校鉛筆」の製造・販売を開始しました。
こうした自社製造品の品質向上や生産工程を改善していくためのプロジェクトです。
同社によると、材料となる間伐材の仕入れから加工まで、鉛筆を一貫製造しているのは国内でも磐城高箸のみ。そこで先日、地元産ヒノキを使った新商品「旧校鉛筆」が完成しました。鉛筆が製造されているのは、まさに「旧校」となった旧田人二小南大平分校を改修した工場。「廃校になった分校で、子どもたちの鉛筆を作れたら面白い」とひらめいた商品です。新たな製造機械を導入し、開発を始めた商品でしたが、鉛筆の中心に芯をそろえる作業に苦戦を強いられ、同市で試作部品の製造などに取り組む企業の協力で機械を調整し、割り箸製造で培った技術を駆使して完成にこぎ着けました。
完成した商品は大ヒットし、今後も更なる新商品開発も視野に、より一層の品質向上を目指しつつ、安定的な生産量を確保していくため、製造工程の改善に力を貸していただける方を募集いたします。
○生産行程の見直し等
工場内で加工機械等を操作し、割り箸や鉛筆の木工製造の業務に従事しながら、生産工程等の見直しに向けた改善案の提案をお願いします。
現在の鉛筆製造量は2週間で2000本程ですが、品質を保ちつつ期間を10日程に短縮していきたいです。
○業務改善
○改善提案書作成
効率的な人員配置や無駄のない生産体制の構築を追求し、製造工程の改善や見直し、施設保守の在り方等の提案などをお願いしたいです。
また、改善提案書の作成( Excel、Word、PowerPoint)なども、できればお願いしたいです。
○自分自身にとって新しい経験を求めている方
○ものづくりに興味のある方
○手先が器用で木工作業が好きな方
期間終了後も継続してお付き合いしていきたいと考えます。
○要普通免許(期間中は軽自動車を貸与)
○ものづくりの業務改善経験
○割り箸や鉛筆製造の経験あれば歓迎
施設内にそのまま宿泊を予定(シャワーや寝袋完備)以前はテントを持ち込んだ方もいます。
5万円前後
■代表プロフィール
高橋正行
神奈川県出身。起業したいわき市は、林業に携わった祖父が暮らしたことのあるゆかりの地。
杉間伐材の原木から高級割り箸を一貫製造・販売していて、現在は杉枕、おがぬいぐるみ、ヒノキ鉛筆の販売も行っており、「山あいに生産拠点を置き、多くの人に丁寧なものづくりを見てもらうことで、国産材の活用と持続可能な森づくりへの関心を高めたい」と話す高橋社長。
グッドデザイン賞、復興庁ビジネスコンテスト大賞、ふくしま産業賞福島民報社奨励賞ほか、受賞多数。