元禄彩雅宿 古滝屋は創業1695年(元禄8年)。いわき湯本温泉の中心に位置する老舗の宿です。旅館業の他、宴会場を利用した託児所の設置をはじめ、音楽ライブ、映画上映会、工作体験、書道会、芸術教室、鉄道模型の展示、踊りの大会、カフェを運営しています。また、震災後は、原発事故後の生き方を社会に伝える「Fスタディーツアー」を実施、のべ4,000人の方がツアーに参加しています。
【企画】震災でダメージを受けた温泉街に灯を!温泉街の空き家・空き店舗を利活用して、まちを活性化するプランを提案!
- 勤務地
- 福島県いわき市
- 滞在期間
- 3月中旬の1週間程度(応相談)
- 受付終了日
- 3月中旬
- 募集人数
- 1人
- プロジェクト名
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いわき湯本温泉街 空き家・空き店舗利活用プロジェクト
- プロジェクトサマリー
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原発事故で観光客が激減した温泉街を復活させるためのプランを募集!空き家・空き店舗を活用して、まち全体をリノベーションする方法を提案してください。
- プロジェクトの背景
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古滝屋の創業は1695年。300年前から、いわき湯本温泉で温泉旅宿を生業としながら、近年は積極的にまちづくり活動にも関わってきました。
いわき湯本温泉は、1300年前から地元住民に親しまれ、湯量は毎分5トンという全国でも有数の湯量がある温泉です。少し前までは、映画「フラガール」の舞台になった地域でもあり、観光業でも非常に栄えていましたが、いわき市は福島第一原発から近いこともあり、東日本大震災と原発事故後は、観光客も激減してしまいました。少しずつお客さんは戻ってきていますが、原発事故の影響から、観光客だけでなくいわきの住民ですら、不安な状況はまだ続いています。古滝屋は震災前から、観光客だけでなく、いわきに住む人たちもいわき湯本温泉が楽しめるよう、活動をしてきました。地元の歴史・文化に触れる街歩きプログラムや湯めぐりツアー・グルメツアー・炭鉱遺産の見学など観光客と地元住民との交流を行ってきました。震災後は、被災地を巡り、東日本大震災および福島第一原発事故について教訓を学ぶスタディツアーを行っています。様々な立場の人の安全・安心を生み出せるよう、古滝屋という旅館だけでなく、まち全体を使って活動してきました。
震災の影響から、湯本温泉街でも空き家や空き店舗も増え始めています。昔のような活気あふれた温泉街を取り戻すためには、こうした物件の利活用が必要だと考えています。旅館を300年続けてきたことから、施設の経営についてはノウハウがたくさんありますが、何か新しいものを生み出すためのアイデアがなかなか浮かばないというのが実情です。資金面や運営ノウハウは惜しみなく提供したいと思っておりますので、アイデアの提案、および、一緒にそのアイデアを実行してくださる方を募集します。
- 業務内容
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いわき湯本温泉街で空き家・空き店舗になっている施設の利活用方法について提案してください。また、可能であれば、その物件のリノベーションに関する計画もしていただければ幸いです。
- 期待すること
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〇新事業性として可能性があれば、事業資金の提供も考えていますので、積極的に提案してください。
〇旅館の経営ノウハウを全てお伝えしたいと考えていますので、どん欲に学んでいただければと思います。
〇空き家や空き店舗以外に、当館の空きスペースを活用した提案でも構いません。 - 求める人材像
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〇都市計画やまちづくりに興味がある方
〇宿泊業や観光業での仕事に興味がある方
〇起業・事業づくりに興味ある方 - 今後の展開
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提案内容次第で、就業体験終了後にスタッフとしての登用や委託業務として発注することを考えています。
- 活動条件
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特になし
- 宿泊予定地
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古滝屋での宿泊も可能です。
- 処遇面
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1日8,000円~
- いわき湯本温泉 元禄彩雅宿 古滝屋について
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ないもの探しから、あるものを磨きへ代表メッセージ
いわき湯本温泉では、これまで誰も経験したことのない原子力災害からの復興と再生という、明らかに困難な課題に取り組もうとしています。その課題の解決が難しいほど、そこに暮らす人びとの「まち」への愛着や誇りが糧となって、ユニークな経営や実践が生まれ続けるに違いありません。いまこそ、日本のどこにもない、世界でもまれな温泉街を生み出す好機と考えて、「ないもの探しをやめて、あるものを磨く」地域づくりの基本にじっくり取り組んでほしいと思います。