地域の自主的・主体的なまちづくり活動を育み、地域の連携を深める復興活動の拠点施設です。刻一刻と変化する市民のニーズに対応するため、住民や事業者調査を行いながら、行政・民間企業等を結びつけ、地域・産業支援の企画コーディネートを行っています。
【企画・地域づくり】相双地域のリアルなデータを活用しやすくする仕組みづくり!
- 勤務地
- 福島県相馬市
- 滞在期間
- 3月中の1週間程度(応相談)
- 受付終了日
- 3月中旬
- 募集人数
- 1人
- プロジェクト名
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地域産業の正確な情報をより広く発信!オープンデータブック“相馬INDEX”アウトプットプロジェクト
- プロジェクトサマリー
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東日本大震災に伴う津波・原発事故により、産業構造が大きく変化するなどの影響を受けた福島県相馬市。震災から年月が経過するほど地域産業の実態が見えにくくなっている中、当団体は、市民や事業者に現状の理解を促し、創業・事業の拡大を加速するとともに住民参加による地域活性化を図るため、オープンデータブック「相馬INDEX」を基に相馬の正確な情報を発信してきました。2020年の展開として、市民や事業者が様々な場面でデータを活用しながら解決策を生み出しやすくするため、Webサイトやアプリ等オンラインでアクセスできる仕組みを構築します。
- プロジェクトの背景
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福島県の沿岸北部に位置する相馬市は、福島第一原子力発電所から約40kmに位置し、避難指示区域には指定されなかったものの、津波・原発事故により大きな打撃を受けた地域です。主要産業である漁業は未だ操業制限がかかり、経済面での影響を強く受けています。そうした状況を受け、当団体では、2014年から市内の事業者の実態調査を行い、事業所の数や営業の有無、震災前後での経営状態の変化などについて毎年ヒアリングを重ねています。その成果をまとめたデータブック「相馬INDEX」(2018年版、2019年版)からは、一般的なイメージとは大きく異なる、相馬の産業の「いま」が見え、また、そこには「これからの産業」を生み出していくためのヒントが詰まっています。
2020年版のデータブックは、オンラインでの公開を検討しています。より多くの市民や事業者、支援者に、相馬の正確な情報を届け、データを活用し解決策を見つけ出していくきっかけとなる仕組みづくりに関わっていただける方を募集します。 - 業務内容
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相双地域の実態を把握しながら、オープンデータの活用方法を検討し、オンラインコンテンツの企画・提案を行っていただきます。また、その提案をもとに、WEBサイトまたはスマホアプリを構築してください。
- 期待すること
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〇オープンデータの活用方法を複数提案
〇「相馬INDEX」WEBサイトまたはスマホアプリの構築 - 求める人材像
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〇オープンデータの活用による地域づくりに関心のある方
〇HTML/CSS/Java/Swiftなどのソースコードを作成できる方 - 今後の展開
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提案内容及び業務実績次第で、期間終了後も継続してお付き合いしていきたいと考えています。
- 活動条件
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〇パソコンを持ち込める方
〇普通自動車運転免許歓迎(要相談) - 宿泊予定地
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相馬駅前の宿泊施設を想定
- 処遇面
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5万円程度
- 復興支援センターMIRAIについて
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復興支援センターMIRAI代表プロフィール
押田 一秀
[プロフィール]
復興支援センターMIRAI 所長
埼玉県さいたま市出身。福島県相双地域を拠点に活動する地域コーディネーター。震災直後より各種アーティスト・著名人の活動を統括し、東北全域でコミュニティ支援事業を展開。その後、各地域で活動する中で、特に相双は復興への道程が困難と感じ、先を見据えて産業を生み出すこと、その意思を持った若者や地元事業者をサポートすることを目的に相馬市に事務所を構え活動に取り組む。2012年には地域住民の心の拠り所となるコミュニティレストラン「報徳庵」をオープン。さらに同年8月、まちづくり関連事業の企画・製作や産業創出に取り組む施設「復興支援センターMIRAI」を設立。地域に密着すると同時に“よそ者”の視点を重視したニーズ/シーズの見極めを行い、事業者や地元ステークホルダーのセクター横断的な連携強化に尽力する。